子供の不正咬合の問題とは何か?
最近の子供達が抱える問題。
風邪をひきやすい・アレルギー体質・年中鼻詰まりがある・口臭・いびき
日中の眠気・食事に時間がかかる・上手く噛めない・姿勢が悪い・滑舌が悪い
なぜ不正咬合が起こるのか?
不正咬合=顎の発育不足による結果の1つ(歯が並ぶスペースがない)
顎の発育不足=様々な口腔習癖により成長が促されない(舌の位置・嚥下方法)
不正咬合に1番関わるところ
口唇⇨嚥下⇨舌⇨口呼吸
これらの機能がうまく使えていないことを
口腔機能不全症・口腔機能障害 と呼びます。
【口腔機能不全の病状】
・咀嚼、嚥下がうまくできない
・構音の異常(滑舌など)
・口呼吸が認められるなど
⇨子供が自分自身では自覚がないことが多い
【口腔機能不全がもたらすもの】
中顔面の発育不足は短期的には歯並び・見た目
長期的にはOSAや顎関節症、ゆくゆくは摂食・嚥下に問題が出て誤嚥性肺炎に…
口腔機能不全を改善し将来の健康に寄与しやすいのは
小児期のアプローチになります。
次回は小児の不正咬合の治療法に関してです。