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我孫子駅より徒歩2分の歯医者のブログ

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呼吸について

こんにちは。前回までは矯正治療について説明させていただきました。

今回は「呼吸」についてです。

皆さんは呼吸について考えたことがありますか?

人によって鼻呼吸の人、口呼吸の人いらっしゃると思います。

それそれの呼吸の特徴や弊害について説明いたします。

 

 

【鼻呼吸】

呼吸によって酸素は体内に取り込まれ、血液内で運搬され全身のあらゆる器官、細胞を動かすために分配されます。

また酸素が使われると二酸化炭素が生成されます。

血液中の酸素濃度、二酸化炭素濃度のバランスをとって体内は弱アルカリ性に保ちます。

 

特徴⇨①十分な酸素を体内に取り込む

   赤ちゃんの頃から十分な酸素を得ることが出来るかどうかはその後の発育に大きく関係します。

   ②自律神経を整える

   自律神経は緊張・興奮のための交感神経とリラックスのための副交感神経から成り立ちます。

   自律神経の乱れは、普段の呼吸を意識的に深くゆっくり行うことで整えることができます。

   ③外気を取り込むフィルター機能

   ④吸い込む空気に適度な温度と湿度を与える

   ⑤脳がオーバーヒートするのを防ぐ

   吐き出す空気は外に近づくにつれて段々と冷えていきます。

   この空気が鼻の奥と脳の底部が接する場所を通る際に、脳の活動により発生する熱を冷やします。

 

   

 

 

【口呼吸】

人間は生まれてすぐは鼻呼吸をしています、産後の環境によって鼻呼吸を維持できず口呼吸になってしまう場合があります。

口呼吸の癖が一度ついてしまうとアレルギー反応を起こしやすくなり、扁桃腺やアデノイド、鼻粘膜等が炎症を

起こして肥大し、鼻呼吸がしずらくなって余計に口呼吸を誘引してしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 

弊害⇨①取り込める酸素量が少なく、全身に酸素が行き渡らない

   成長期に十分な酸素を得られず発育不全や多動の原因になる

   ②二酸化炭素が必要以上に排出されてしまい血中のCO2濃度が下がる

   ③アレルギー体質になりやすい、アレルギー物質が直接体内に侵入してしまい病気になりやすい

   ④口呼吸をしようとするために舌位が下がり           

   上顎への刺激が得られず顎骨の発育不足に陥り不正咬合を招く

 

     

 

鼻呼吸と口呼吸の違いがわかりましたでしょうか。

口呼吸の人は風邪をひきやすかったり心当たりはありませんか?

これを機に鼻で呼吸することに意識してみると良いですね。

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